進路決定が、現実の問題として迫ってくるのは、きっと中学3年生に上がった
くらいからでしょう。
私は、基本的に、
「生徒自身が通いたいと思う学校を志望する」ことが、
最もよいと思っています。
決断の理由は、本気なら何でもよいです。
「興味を持った学科がある、家から近い、○○部に入りたい、制服がカワイイ、
家から近い、友達と同じ学校に行きたい・・・」
何でもいいから、本気で考えて、自分で答えをだしてほしいと思います。
そして、その決断に責任をもってほしい、と伝えています。
それは、入口ではなく、
入学後の3年間、自分がどう過ごすかが、
本当は大切だからという思いからです。
ただ、せっかく行きたいと思っていても、現実問題として、「入試」があります。
「学力を上げておけば、選択肢が広がるよ」という話はします。
そして、もう一つ。
もう15歳なんだから、自分の人生なんだから、
家族の意見に従う必要はない。
自分のしたいことをすればよい。
でも、今まで育ててくれたのは君の家族で、
高校に行かせてくれるのも家族で、
君の幸せを世界中の誰よりも願っているのは、
きっと君の家族だよ。
だから、家族の意見は最大限に大切にしてほしいな